ラミニンは基底膜の主要な糖タンパク質成分で、分子量が850,000 ダルトンです。ラミニンはES 細胞、iPS 細胞、神経幹細胞の接着と増殖を促進します。本製品は マウスEHS 肉腫より単離されており、0.5-2.0 mg/ml 濃度で提供されます。

• 細胞接着、細胞拡散、細胞増幅と運動性の調節
• ラミニンまたは他のマトリックス化合物と結合
• 上皮分化の促進
• 白血球機能の修飾
• 神経突起伸長の刺激
• 容量（緩衝液）: 1mg（50mM Tris-HCL（pH 7.4）, 0.15M NaCl）

図1　神経細胞への分化を観察するため、H9 胚幹細胞由来のヒト神経幹細胞をポリ-L- オルニチンでコート（A）またはポリ-L- オルニチンとGibco® Laminin でダブルコート（B）を行った培養皿上で培養した。分化後6 日目に位相差顕微鏡下で撮影した結果、Gibco® Laminin とのダブルコートを行った基質条件（B）においてより著しい神経突起増殖が観察された。